ジメジメしていて気温が夏日の日があったり寒くなったりするこの時期は、食欲が減退したり、食生活が偏りがち。なんだか体がダルいと思われる方も多いのではないでしょうか?
でもそんなときこそ食事が大事!疲労回復に効果があるといわれる栄養素アスパラギン酸とクエン酸に注目した体の調子を整えるレシピをご紹介します!
実はスゴイ!大豆もやしのアスパラギン酸
大豆イソフラボンやGABAが豊富に含まれている大豆もやしですが、スタミナドリンクでお馴染みのアスパラギン酸も豊富に含まれています。
筋肉、内臓、皮膚、血液など、わたしたちのカラダをつくる成分となるたんぱく質を構成しているのが20種類のアミノ酸で、そのアミノ酸の 1 つがアスパラギン酸です。
アスパラギン酸は、TCA回路(クエン酸回路)という体内でエネルギーを生産する働きを手助けし、疲労のもととなる乳酸の分解を促進する働きがあります。
アスパラガスに多く含まれることからその名がついたそうですが、実は、アスパラガスより大豆もやしの方が豊富にアスパラギン酸を含んでいます。
アスパラギン酸のはたらき
- 疲労回復
- アンモニアを体外へ排出する
- カリウム・マグネシウムの吸収を高める
- 脳の神経伝達物質の1つである など
疲労回復といえば、クエン酸
クエン酸とはレモンなどの柑橘類や梅、酢などに含まれる、酸味成分のことです。実は、このクエン酸は私たちの身体のエネルギー生成や疲労回復に重要な働きをしているのです。
人間の体内において、食べ物をエネルギーに変えるために欠かせな成分が、クエン酸です。食べ物をエネルギーに変える仕組みがTCA回路(クエン酸回路)ですが、クエン酸はTCA回路の働きを活発化し、疲労のもととなる乳酸の分解を促進する働きがあります。
クエン酸のはたらき
- 疲労回復
- ミネラルの吸収を促進
- 血流をサラサラに(血流改善)
- 食欲増進 など
「もやしレモン」=アスパラギン酸+クエン酸
もやしレモン!?もやしとレモンの組み合わせはいかに?と思われる方も、多いかと思います。レモンの爽やかさと大豆もやしの食感が癖になり、さっぱりおつまみに、様々なおかずに大活躍の一品です。消費期限の短い大豆もやしですが、もやしレモンにすることで、つくりおきも可能。
大豆もやしに含まれるアスパラギン酸とレモンに含まれるクエン酸により疲労回復効果が期待できます。
ぜひ一度ご家庭でお試しください♪